GitHub を使わなくても、無料でサイトは公開できる
Claude Code でWebサイトは作れた。次は「ネット上に公開する」段階です。
公開の方法は GitHub Pages だけではありません。もうひとつの有力な選択肢が Cloudflare Pages です。GitHub を使わなくても、サイトのフォルダをドラッグ&ドロップするだけで公開でき、世界規模の高速ネットワークと HTTPS が最初から付いてきます。
この記事では、Claude Code で作ったWebサイトを Cloudflare Pages で公開する方法を、つまずきやすいところにしぼって解説します。
※ Cloudflare の画面(メニュー名・ボタン位置)やコマンドは変わることがあります。最新は実画面・公式ドキュメントでご確認ください。本記事は 2026年6月時点です。
こんな方に読んでほしい
- GitHub を使わずに、もっと手軽に公開したい
- 表示速度や安定性を重視したい(Cloudflare は世界中で速い)
- 独自ドメイン+HTTPS を無料で付けたい
前提:Cloudflare Pages で公開できるもの・できないもの
- できる:ファイルを置くだけで表示できるシンプルなWebサイト(会社やお店の紹介サイト、ポートフォリオ、1ページもののキャンペーンページ など。専門的には「静的サイト」と呼びます)
- できない:会員機能や、問い合わせ内容の保存など、裏側で処理が必要な仕組み(WordPress サイトなど)
このあたりは GitHub Pages と同じです。「Claude Code で作った1枚もの〜数ページのWebサイト」なら、問題なく公開できます。
GitHub Pages とどう違う?
| 項目 | GitHub Pages | Cloudflare Pages |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料 |
| GitHub アカウント | 必須 | 不要(ドラッグ&ドロップで公開できる) |
| 表示の速さ | 標準 | 世界規模のネットワークで高速 |
| HTTPS | 自動 | 自動 |
| 独自ドメイン | 割り当て可 | 割り当て可・無料 |
どちらも無料なので、両方試して好きな方を選んでも構いません。「GitHub を使いたくない」「速さを重視したい」なら Cloudflare Pages が候補になります。
公開までの全体像は、こんな流れです。

方法① ダッシュボードにドラッグ&ドロップ(GitHub不要・いちばん手軽)
ダッシュボード左メニューの 「Workers & Pages」 → 「Create application」 を選びます。

「Drag and drop your files(ファイルをドラッグ&ドロップ)」 を選び、サイトのフォルダ(index.html を含むもの)をそのまま画面に放り込みます。あわせてプロジェクト名(公開URLの一部になります)を入力します。


「Deploy site」 を押すと、数十秒で公開されます。発行される公開 URL は https://プロジェクト名.pages.dev の形です。
この URL を開いて自分のサイトが表示されれば、公開完了です。
方法② Claude Code に「Wrangler で公開」を頼む(コマンド不要)
何度も更新するなら、Cloudflare 公式のツール 「Wrangler(ラングラー)」 での公開が便利です。そして その操作も Claude Code に日本語で頼めます。
たとえば、こう頼みます。
「このフォルダを Cloudflare Pages に Wrangler で deploy して」
すると Claude Code が、内部で npx wrangler pages deploy <フォルダ> を実行して公開してくれます。コマンドを覚える必要はありません(Claude Code の環境づくりは Claude Code の設定 も参考に)。
💡 初回は Cloudflare へのログイン(認証)を求められます(
npx wrangler loginでブラウザが開きます)。画面の案内に従って認証すれば、次回からはスムーズです。Wrangler は Node.js が使える環境が前提なので、入っていなければ Claude Code に「Wrangler を使える状態にして」と伝えれば案内してくれます。
(参考)GitHub と連携して自動公開もできる
ふだんから GitHub を使っているなら、Cloudflare Pages に GitHub リポジトリを連携する方法もあります。連携しておくと、push するたびに自動で公開されるので、更新がラクになります。
「GitHub も使いたい人」はこの形、「GitHub は使いたくない人」は方法①②、と使い分けられます。
独自ドメインと HTTPS を付ける
公開した pages.dev のままでも使えますが、独自ドメインも割り当てられます。
- プロジェクトの 「Custom domains」タブ を開く
- 「Set up a domain」 からドメインを入力して進める
- HTTPS(SSL 証明書)は Cloudflare 側で自動発行・自動更新されます。手動設定は不要です
独自ドメインの割り当て自体に追加料金はかかりません(ドメインの取得費用は別途必要です)。
無料枠の目安(個人サイトなら十分)
公式に記載されている無料プランの上限は、おおよそ次の通りです。
- 1ファイルの最大サイズ:25 MiB
- 1サイトのファイル数:最大 20,000 ファイル
- ビルド回数:月 500 回まで
帯域(通信量)やリクエスト数に無料枠の制限が設けられていないのも特徴です。紹介サイトやポートフォリオの規模なら、まず気にする必要はありません。
つまずきやすいポイント
- 真っ白なページが出る:トップページのファイル名が
index.htmlになっているか確認(基本はindex.html) - すぐ表示されない:公開直後は反映待ちのことがあります。数十秒〜数分おいて再読み込み
- 画像が出ない:ファイルのパス(
images/photo.jpgなど)が合っているか。これも Claude Code に「画像が表示されない」と伝えれば直してくれます
もっと先に進むなら
- ブログとして育てたい:Cloudflare Pages は静的サイト専用です。記事を増やすブログにするなら WordPress+レンタルサーバーへ。入口は MacでWordPressブログを始める方法 をどうぞ
- GitHub から公開したい:GitHub アカウントを使って公開する「GitHub Pages」での手順は、別記事で扱います。
まとめ
- Cloudflare Pages は無料の静的サイト公開。GitHub なしでも、フォルダをドラッグ&ドロップするだけで公開できる
- 何度も更新するなら、Claude Code に Wrangler での公開を頼むのが速い(コマンドは覚えなくてOK)
- HTTPS は自動、表示は世界規模のネットワークで速い、独自ドメインも無料で割り当てられる
- データベースなどの動的機能が必要になったら、WordPress+サーバーへステップアップ
公開の選択肢は一つではありません。GitHub を使う・使わない、どちらの道もあると知っておくと、「作っただけ」で止まらずに前へ進めます。
AI とつくる、Web 制作——
moreo note が、あなたの「つくってみたい」と「もう一歩先」に、少しでも役立てたら嬉しいです。
一緒に、手を動かしながら進んでいきましょう。




